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旅行・映画・音楽など、趣味に関する気ままなぶろぐ

一人暮らし

何を思ってこんな記事を書いたのかと後々から読み返すと思ってしまうかもしれませんが、最近、一人暮らしが少し、ほんの少しだけ辛く感じました。

大学時代から、独身生活を過ごしている今まで、かれこれ10年間以上一人暮らしを満喫しています。そう、基本的には満喫しているんです。自分のペースで生活できるのは楽だし、趣味の時間もたっぷりたらこ(=たっぷり取れる)!特に、O型的な(確証バイアス)人間の私は、大雑把の時は本当に全てがどうでもよくて、だけど神経質な時はあらゆることをとことん気にするタチの悪いめんどくさいやつなので、共同生活よりも一人暮らしが合っているのです。

 

そんな私が他人と暮らす楽しみを少し意識し始めたのは、アメリカに暮らしてから。アメリカに限らないと思うけど、少なくても私が住んでいる地域では人生における「家族」の価値が非常に高く、一人暮らしが楽しいなんてマイノリティーが考えることのような気がしてなりません。一人で満喫できるスポットもまぁ、ない。なので独身は肩身が狭いと初めて感じます。

東京でも家族連れを見て羨ましいこともあるけど、独身生活を謳歌できるアクティビティやスポットが非常に多い上、子育てのストレス云々がフューチャーされている世の中では、一人の楽しみ方を熟知している私が家族と一人の楽しみを天秤にかけるとどうしても自分一人の楽しさが勝ってしまっていたのは仕方がないこと。

 

それが今や、スーパーで買い物をしてる時に一緒にカートを押してくれる人がいたらいいなーとか、料理をしてる時に味の感想を言ってくれる人がいればいいなとか、だらしなさ全開の時の私を注意してくれる人や、可愛いケンカをしてくれる人が・・・以下略。

 

一人暮らしに慣れ始めた社会人一年目くらいの時、「パーソナルスペースが半端なく広いから他人と一緒に暮らすのは無理」と思ってきた私も、そろそろ自分のパーソナルスペースの扉を開く準備が出来ているのかしら?

 

遅いかもしれないけど、いや、遅いことなんてないかもしれないけど、そろそろ鍵を渡す相手を探してみるか。